うれしい敗戦
- 2022.07.26 Tuesday
- 12:45
月に二回アーズローカスで「初めての囲碁」という講座を催しています。
現在生徒さんは二人。初めてといってもかれこれ20年近くになります。
生徒さんは入れ替わり今はSさんとU女子のお二人です。
Sさんには3子、U女子には5子の置き碁手合いでそれぞれ一局ずつ打ちます。
途中、なぜそこに打ったのか?どの様な構想を持ったのか?なんて聞きながら進めていきます。
あくまで私の判断ですから絶対の正解ではありませんが、少なくとも初段程度の棋力はあるかと思っています。
Sさんとはいつも激しい石の取り合いになります。
こちらは勝負所では無理筋と判っていても戦いをすることになります。
しかしながら上手になってもらうためにはごまかした様な手はなるべく控えて、
筋のいい形を意識しながら全局を支配するように努めています。
昨夜はSさんに途中のアドバイスなしで終局まで(作り碁)打ち進めることが出来ました。
いつもは私が石を沢山取ってしまい終局(中押し)になることがほとんどです。
この日はこちらが打ちたいところを3〜4度先に打たれて、おやっ!あれっ!という思いをさせられました。
計算すると最後はSさん62目、私58目!初めてアドバイスなしで負けてしまいました。
Sさんなりにこれまでの負けの原因を色々と研究されて来たようです。
次回は置き石は2子になります。1級昇格(アーズローカス囲碁クラブ内で)したようです。
さらに励んでください。おめでとうございます。
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