ちょっと宣伝

  • 2017.02.09 Thursday
  • 10:25

寒い日が続きます。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

ブログネタも少なく、なかいきんしの宣伝広告を挟みます。

 

当社は京都府亀岡市に自社工場を有しています。近代的な工場ではありませんが昭和30年代に開発された金銀糸を今も製造することが出来ます。

 

金銀糸が世の中に広く出始める前はほぼ本金・本銀を漆を塗布した和紙に貼り付けて作っていました。

その後、昭和30年過ぎに金属の蒸着が開発されました、蒸着の対象は和紙やポリエステルフィルムです。

 

金銀糸の材料を切る方法もギロチンと言う包丁切からマイクロスリッターへと変わっていきます。

 

また撚糸方法も錘先(ツムサキ)を用いた低速撚糸から、フライヤーを用いた高速撚糸へと進化し大量生産を可能にしました。

 

しかしながら現在においても和紙を用いた本金糸はギロチン・ツムサキ低速撚糸にて作り続けられています。

このわずかながらでも需要のある本金を残すことは、われわれ業界の使命でもあると思います。

勿論古代裂や懸装品を復元する時にも必要です。

 

ここで当社独特のハイブリッド商品を紹介させてください。

ソフトマガイ金糸・きらら撚りです。

 

ポリエステルフィルム素材でマイクロスリッターでの製品ですが、錘(ツム)を用いて低速撚糸で仕上げています。

比較します。右側の金糸が「きらら金糸」です。

低速であることを生かし芯糸を120d(通常は100d)、箔のスリッター幅を60切(通常は75切)にして光沢とボリュウムを追求しました。

 

奥(上)が「きらら金糸」です。

低速で撚られた金糸は芯糸に沿うように巻きつけていくのでむっくりとしています。

高速フライヤーでは芯糸と箔をお互いに引っ張り合いさせるので締りが強くなります。

 

手前が「きらら金糸」です。西陣織帯地で金糸の引き揃えの織物には重宝されています。

それぞれの金糸には目的に応じて長所・短所があり、新しいものを否定することではありません。

長短を活かしたハイブリッドな製品を作ることができるのは自社工場ならではのことかも・・・

 

左側が「きらら金糸」です。おそらく当社以外にはこのような金糸は作られていないと思います。

この比較した二つの金糸は同じ素材、同じ色です。

芯糸・切幅・撚糸方法でこんなに表情が変わります。もちろんコストも高くつきますが!

現在ご要望に応じて銀を含め8色ほどのきらら金糸を在庫しています。

コメント
machikoさま こんばんは。

研鑚というほどのものではありません。どちらかといえばノスタルジックというかレガシーというか・・・少し違ったものを作ってみたかっただけで。
織り上りのボリュウムは比較すると格段に違います。コストを消化できる業者の方はご贔屓にして頂いています。

着付けのボランティアありがとうございます。あらゆることに精通し、熟されること尊敬します。
  • shun
  • 2017/02/15 10:40 PM
きらら金糸☆素敵な帯になるのでしょうね。

日々、研鑽に努められ 独自の製品を開発されすばらしいです。

休日に無料で、友人に着付け(自己流ですが)を教えています。
少しでも、着物に親しむ習慣になればと願ってのことです。

お着物で、ランチや美術館・寄席・観劇など 楽しいお仲間ができます。

着慣れてくると、車の運転も平気です。
  • machiko
  • 2017/02/15 1:59 PM
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